このようなケースに入れられ、3本のジーンズ 「XX c.1879」、「NEVADA 1880s」、「BARNYARD c.1890 501XX」 が展示されておりました。 なかでも 最古のジーンズ「XX c.1879」(画像手前)の前には警備員^^; それもそのはず、 その価値15万ドル、円高の今でも日本円にして約1200万円(゚ロ゚)!! 正直そんな高価なものを、単なるリーバイスの一店舗であるリーバイスストア渋谷店で展示しているというのにも驚いてしまいますがw その世界最古のジーンズがこれです。
@. 〜「XX c.1879」〜
なんでしょうか。この状態の良さ(゚ロ゚)約130年前の代物とは思えない! さて、この「XX c.1879」という名前の由来。製造された1879年当時、「最も高いクオリティー」を意味する産業用語である「XX(ダブルエックス)」から名付けられたとのことです。 また、リーバイ・ストラウス本社ヒストリアン(歴史家)で保管庫の責任者リン・ダウニーさんによると、膝裏のしわや裾の開き方がカウボーイブーツ形状であることから、「カウボーイが履いていたと想像している」とのこと。
ジーンズの横に飾られている説明書きのプレート。
さてさて、今回のハズセナイ鑑賞ポイント。 それは・・・ 「リベット」! 1873年、当時リーバイス社と取引のあった仕立屋ヤコブ・デイビスが、金鉱で働く人々のためワークパンツの補強として「リベット」を利用するアイデアをひらめいたとのこと。 これこそがジーンズの誕生の瞬間であり、衣類における新たな歴史を創出した瞬間。 そして、このジーンズに打たれているリベットこそ、 その当時の「リベット」! 大ロマンです♪(・∀・) スポンサーリンク
A. 〜「NEVADA 1880s」〜
1980年にネバダ州の鉱山都市で発見された「NEVADA 1880s」 オークションに出品されていたものをリーバイス社が約4万5千ドルで落札したそうです。しかし、詳細はオークション出品者本人も分かっておらず、そのモデル名も発見された州名にちなんで命名されたそうです。
思い起こせば、10年ほど前(2001年)リーバイス社がこのネバダジーンズをebayオークションで約4万5,000ドルで落札したというニュースは衝撃的でした。 でも、その後リーバイスはネバダレプリカを高額10万円弱で販売していましたね。世界限定150本の販売でして、これが完売したという話でしたから、元は取れていたと。さすがはリーバイス、商売上手だなと思いましたw
B. 〜「BARNYARD c.1890 501XX」〜
「BARNYARD c.1890 501XX」は、カリフォルニア公郊外東部にある廃家で発見されたもの。1998年にリーバイス社が1万5,000ドルで買い取ったもの。 ディテールとしては、 「バックポケット」、「アーキュエットステッチ」、「ツーホース・レザーパッチ」、「バックシンチ」、「サスペンスホルダー」などが付いているモデルだとのこと。 長い間、釘を打ったドアに掛けられ、日焼けした状態だったことから「BARNYARD」と名付けられたそうです。
まとめ