フルカウント 1108SH
〜Made in China〜

　とうとう我が家に到着しました！「フルカウント 1108SH」！！ヽ(´ー｀)ノ

　このジーンズは、いままでのレプリカジーンズではありえなかった
「Made in China」という、レプリカジーンズ界を大きく震撼させる（大げさ）、
開拓者と言うか異端児と言うか挑戦者というか・・・
そんな（どんな？）モデルといえます。
コストが大きく抑えられる為か、お値段もお財布にやさしい￥11,400也。

　もう一つ興味があったのが、生地です！（生地オタク）
このジーンズの生地は、フルカウントお得意のジンバブエ綿ではなく、
新彊綿（しんきょうめん）なるものを使用しているということ。


　新彊綿とは・・・

〜中華人民共和国の西端にある新疆ウイグル自治区（しんきょうウイグルじちく）で生産される新疆綿は、エジプト綿（ギザ綿）、スーピマ綿と並んで
世界三大高級コットンと呼ばれ、繊維が長く、光沢があり,、高級品とされており、日米欧に輸出され高級シャツ、高級シーツなどに利用されている。〜

ウィキペディアより引用

　前置きが長くなってしまいましたが、レポしていきます＾＾

　シルエットは、定番ジーンズの1108（日本製）とまったく同じで、
股上の浅いデザイン。まず、このシルエットが、定番ジーンズと同じいうのが驚きでした!（￣□￣；）
もし、いままでの定番をくっちゃったら、どうなっちゃうんだろ(；・∀・)

中国製がよく売れるようになる→日本製が売れなくなる→日本製の生産中止

なんてことになっても、困るんですよねー(￣▽￣;)

　ディテールですが、トップボタンもリベットも日本製とかわりなく、ちゃーんと隠しリベット仕様です。

　そしてちゃーんと耳付き。セルビッチデニムです。
　そしてちゃーんとチェーンステッチの裾上げ。生カット^＊もしてもらえました＾＾

　　＊生カット・・・縮率を計算して、洗いをかける前に裾上げしてしまうこと

　しかし、これが「Made in Chaina」なんですねー(-ωー)

　ただ、革パッチ取りつけのこの縫製ラインはいただけないなぁ・・・
(￣▽￣;)
個体差だとしてもちょっとねー。

縫製に関してはここ以外にもあらが目立つとこありました(￣-￣;)ﾝｰ

　そして、今回一番興味を持った生地。

　新彊綿を使用したこの生地は、見た目つややかで、ケバ立ちが少ないようです。この毛羽立ちの少なさは、綿の毛足が長いからです。
そして、その繊維の長さが生地のしなやかさを生んでくれるはず。
そして、レプリカジーンズとして大事なのが、色落ちです。
生地に触れた感じでは、糸にムラ感があり、十分縦落ちしてくれそうです
ヽ(´ー｀)ノ

若干、生地が薄い気がするのですが、いったい何ozなんでしょうかね？
でも、これは今までウエアハウスの酸化生地のようなごっついのを
穿いてたから感じるのかもしれません。

　
　生地の比較をしてみました。
左はフルカウントの新彊綿、右はウエアハウスのメンフィス綿を使用した
デニムです。

　糸1本1本から出ている毛羽の数がちがいますねー(-ωー)

　しかし、あくまで綿による生地の違いを比較しただけです。
どちらが良い生地だというわけではありません。
むしろ、レプリカ度からすればウエアハウスの生地の方が良いのでしょうし。

　でも、新彊綿の生地、穿き心地良さそうですね＾＾