KAPITAL（キャピタル）THジーンズ
KAPITAL（キャピタル）の前身は、有名ジーンズブランドの製品を手掛けていた縫製工場だったそうで、今でいうOEM（外部製造委託元）。その創業は1986年で、岡山県児島を世界のジーンズの首都（キャピタル）にしようという志のもと、その名がつけられたそうです。
OEM先としては、有名なところでハリウッドランチマーケット、45rpm、ヒステリックグラマー、ドゥニームのジーンズを手掛けていたそうで、よくよく見ればバックポケットの隠しリベットを避ける縫製や、ポケットの形など似ている気がします。
キャピタルの中では、このTHモデルがフラッグシップモデルで一番スタンダードなモデル。ちなみにTHという２文字は社長である平田俊清氏のイニシャルだそうです。
そして、この平田氏。かなりユニークな方の様で、
若いころには格闘家として世界を放浪した挙句、ボストンで倒れ日本へ送還されたそうです＾＾； また、売れるものを追い求めるのではなく、自分の作りたいものを作るというスタンスがあの独特の空気感を出しているのでしょう。
ところで、話は変わりますが、キャピタルはヴィンテージのレプリカとして売り出しているメーカーではなかったので、いままで気にしていませんでした。しかし今回、繊維祭ツアーで国産ジーンズの聖地、倉敷市児島を訪ねてみると、ヴィンテージのレプリカとか、復刻とか、５０１XXにどれだけ似ているとかいうのは、
どうでもいいような感じがしてきちゃいました！（笑）
街を上げてジーンズを名産としていて、そんな雰囲気が至る所にあり、世界からも認められるジーンズがごろごろしている訳ですから、半世紀以上前のリーバイスをそんなに追い求めなくてもいいのではないか？って気になってしまいました。と、今までの自分を根底から覆すような暴言を吐いてしまいましたがそれだけのショックがあったわけです。
という訳でキャピタルのジーンズを見に行きました。
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岡山県倉敷市児島
KAPITAL（キャピタル）児島店
| 実際に手にとって見てしまったら後は流されるがごとくパッション買いしてしまいました。(
ﾟ∀ﾟ)あははー |
商品は自宅に発送してもらったのですが、到着してそれをあけてみると
なんと、桐箱入り。しかも藍色の手ぬぐいに包まれていました。 |
| 全体的なシルエットはなかなかゆったりシルエットで穿きやすそうです。 |
| ベルトループの盛り上がりなどデティールはしっかりしてます。 |
| その他、Vステッチなんかにもリーバイスを踏襲した感がありますが、TOPボタンは少々凝っています。 |
| 生地の感じはザラ感があり、ムラは強く、穏やかで自然な縦落ちが楽しめそうな生地です。オンスはおそらく１４ozだったと思います。 |
ポケットの裏にはこのようなディティールが楽しめます。
日本の国旗マークは日本製を現しているそうです。 |
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