ジーンズ中古加工
ジーンズのボタン錆加工

ジーンズのボタンを錆びさせようと思ったことはありませんか？

ということで、今回はジーンズのボタンの錆加工をやって見ようかと思ってます。皆さんはどのようにしていますか？塩水を塗りますか？サンポールなどの薬品を使うって手もあるけど、生地にこぼして放置したりするとボロッといったりすることもありますよね。気をつけて下さい。

　ボクはといえば、まあ、適当に塩水を塗ったくって放置したりしていたんですけど、錆びにくいボタンも中にはあるんですよ。そこでこのような方法を考えました！それではやってみましょう！さあさあ、レッツ、トライ、実験！

今回生贄になるのは、ウエアハウス１０００（１００１XX）のフライボタン上から３個使って比較してみましょう。

まずは、汚れ落とし兼、錆びさせやすくするために、やすりを少々かけます。ほんの気持ち程度で大丈夫です。

ちょっと、傷ついた感じですね。こうしないと中々錆び難いんですよ…
で、これを上から３個、全部やすりがけをやりました。そして…

今回は実験ということで条件をそれぞれ変えてみました。
一番上から、適当に作った塩水を塗るだけのもの
二番目は、塩水を含んだティッシュを乗っける（長時間塩水に曝せる）
三番目は、塩水ティッシュの上に１０円玉を乗っける。

ここで、なぜに１０円玉を乗っけるのか？という疑問がわきますが、これが今回のミソでして、錆びの原理を調べていったらたどり着いたのが…

異種金属接触腐食（ガルバニック腐食）

なる現象！
説明によると、「異なる金属が接触しそれに電解質溶液が存在すると卑な金属が腐食される。」というものだそうです。（(ﾟДﾟ )ﾊｧ?卑なってなんだよって感じですが）

銅と鉄の間に塩水があると鉄が錆びやすくなるらしいんですわ。


ということで、このまま２４時間放置しました。
そして、下の写真がその結果です。

一番上のボタン：塩水が乾いて塩が吹きました。錆びは出ていません。でも、錆びやすいボタンなんかはこの方法でも錆びるんですよ〜。

二番目のボタン：ちょっとだけ錆びましたね〜。塩水ティッシュだけでも普通なら十分錆びるんですけど、このボタンはよっぽど錆びにくいみたいです。

三番目のボタン：おおう！錆びとりますがな。少々錆びすぎな感もあります（恐るべしガルバニック）がこれで洗濯かけたらちょうど良くなるんじゃないかな？